史記の詳細
あらすじ:
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。殺された闔閭の仇を討つべく、その子・夫差が立ち上がる! 復習の炎に燃える夫差は長年の労苦を経て越軍を破り、ついに会稽山に追い込んだ……。「呉越同舟」「臥薪嘗胆」など数多くの格言を生んだ軍記ロマン「呉越燃ゆ」編の中巻。
目次
第六章 風林火山
第七章 夫差"臥薪"
第八章 会稽の恥
第九章 勾践"嘗胆"
第十章 傾国の花
第十一章 孔子と范蠡
シリーズ
読者の感想
【司馬遷によって編纂された歴史的な名著をコミカライズ!】かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の「史記」。本作は、かなりの脚色が入っているが“天道是か非か”というテーマを独自の感覚で掘り下げている。大画面の描写が非常にきれいな作品。スピード感があふれる、これぞ「歴史スペクタクル」と言える名作です。(by sho)