史記の詳細
あらすじ:
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。
ついに最終決戦を迎えた項羽と劉邦―――。これまで負け続けてきた劉邦は軍神・項羽にいかにして挑むのか! 戦いの後に咲いた一輪のひなげしの意味とは……。「項羽と劉邦」編がついに完結!
目次
第十四章 大義名分
第十五章 劉邦反撃
第十六章 彭城の血戦
第十七章 広武山の対決
第十八章 四面楚歌
第十九章 虞美人の花散る
シリーズ
読者の感想
【司馬遷によって編纂された歴史的な名著をコミカライズ!】かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の「史記」。本作は、かなりの脚色が入っているが“天道是か非か”というテーマを独自の感覚で掘り下げている。大画面の描写が非常にきれいな作品。スピード感があふれる、これぞ「歴史スペクタクル」と言える名作です。(by sho)