史記の詳細
あらすじ:
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。
長江を地で染めるがごとく激しい戦いが繰り広げられた呉越の戦い――――。呉王・闔閭、越王・勾践をはじめとして伍子胥、孫子、范蠡など、1000年の時を経ても学ぶべき名将たちが綺羅星のごとく登場する。「呉越同舟」「臥薪嘗胆」など数多くの格言を生んだ軍記ロマン「呉越燃ゆ」編の上巻
目次
第一章 伍子胥逃亡
第二章 孫子の兵法
第三章 公子光の反乱
第四章 十六年目の復讐
第五章 呉越・虚虚実実
シリーズ
読者の感想
【司馬遷によって編纂された歴史的な名著をコミカライズ!】かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の「史記」。本作は、かなりの脚色が入っているが“天道是か非か”というテーマを独自の感覚で掘り下げている。大画面の描写が非常にきれいな作品。スピード感があふれる、これぞ「歴史スペクタクル」と言える名作です。(by sho)