史記の詳細
あらすじ:
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。
「先に咸陽に入った者を漢中王とする!」楚王の檄のもと、漢中をめざす項羽と劉邦。はたしてどちらが先に漢中を制覇できるのか!? 張良や范増など、綺羅星のごとき名将が大活躍する「項羽と劉邦」編の中巻―――。
目次
第八章 法三章
第九章 虞美人
第十章 鴻門の会
第十一章 壮士樊?
第十二章 咸陽焼亡
第十三章 義帝暗殺
シリーズ
読者の感想
【司馬遷によって編纂された歴史的な名著をコミカライズ!】かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の「史記」。本作は、かなりの脚色が入っているが“天道是か非か”というテーマを独自の感覚で掘り下げている。大画面の描写が非常にきれいな作品。スピード感があふれる、これぞ「歴史スペクタクル」と言える名作です。(by sho)