寿司魂の詳細
あらすじ:
史上に残る大事件「あさま山荘事件」で幕が開けた、激動の昭和四十七年。二十代後半という、職人としても人間としても脂の乗り始める年齢となった銀座“柳寿司”二代目・柳葉鱒之介。沖縄返還、田中角栄総理の誕生、日中国交正常化等、国内外が大きく変化する中、鱒之介は江戸前寿司職人として、日本人として、矜持を胸に納得のいく寿司を握り続ける。様々な出来事の中で描かれる人間ドラマ、待望の最新刊。
シリーズ
読者の感想
【『江戸前の旬』の特別編!】『江戸前の旬』の主人公である柳葉旬の親父が主人公のお話。本作では想像もつかない親父の姿がここにはあります。寿司という1つの料理の中にこんなにもいろいろな工夫が施されているのかと、とっても感心してしまう一冊です。(by クリティ)