猛き黄金の国 柳生宗矩の詳細
あらすじ:
文禄二年(1593) 23歳になる柳生宗矩は、己の剣の道について悩んでいた。鉄砲という新たな武器の前で、果たして剣がどんな意味を持つのか・・・。そんな折、父・石舟斎のもとに時の人・徳川家康の使者が訪れた。世が動乱の時代を迎える中、宗矩の運命も大きく動き出す。徳川幕府の政府を作りし男・柳生宗則の人生!
シリーズ
読者の感想
【価値観がゆらぐ現代にこそ合う一冊!】柳生宗矩の生きた時代。それは銃の台頭により剣の武器としての存在価値が失せた時代。23歳の若き剣士は自らに剣の道に生きる価値を問い続けてゆく。古い価値が通用しなくなる、というのはそのまま現代に通じる要素。「価値」を見失ったらこの本がお薦め!(by エーカー)