猛き黄金の国 柳生宗矩 (1巻)
著者 :本宮ひろ志
出版社名:サード・ライン
猛き黄金の国 柳生宗矩の詳細
あらすじ:
文禄二年(1593) 23歳になる柳生宗矩は、己の剣の道について悩んでいた。鉄砲という新たな武器の前で、果たして剣がどんな意味を持つのか・・・。そんな折、父・石舟斎のもとに時の人・徳川家康の使者が訪れた。世が動乱の時代を迎える中、宗矩の運命も大きく動き出す。徳川幕府の政府を作りし男・柳生宗則の人生!
シリーズ
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本宮ひろ志
死を間近にした豊臣秀吉は秀頼を世継ぎとするため、家康の世子・秀忠と淀君の妹・小督(おごう)の婚姻を勧める。その目的を知りながら受け入れる、主・家康の真意を計りかねる柳生宗矩だった。徳川幕府を支えた剣豪・柳生宗矩の生き様を鮮烈に描く、時代劇巨編第二巻。
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本宮ひろ志
平和の時代となり、福島正則、本多正純などに改易が次々となされる。それは幕府を統制する為の宗矩の非情な決断だった。その柳生の前に伊達政宗が立ちはだかる!徳川幕府を陰で支えた剣豪・柳生宗矩の生き様を描く猛き黄金の国シリーズ第三弾!堂々の完結!
読者の感想
【価値観がゆらぐ現代にこそ合う一冊!】柳生宗矩の生きた時代。それは銃の台頭により剣の武器としての存在価値が失せた時代。23歳の若き剣士は自らに剣の道に生きる価値を問い続けてゆく。古い価値が通用しなくなる、というのはそのまま現代に通じる要素。「価値」を見失ったらこの本がお薦め!(by エーカー)