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天才伝説 第2章 (1巻)
著者  :張傘・みのもけんじ
出版社名:ゴルフダイジェスト社
掲載誌 :ゴルフダイジェストコミックス

天才伝説 第2章の詳細

あらすじ:

ゲンが全米オープン・全英オープンを連覇してから3年の月日が流れた。その間、ゲンは人々の間から忽然の姿を消し、育ての親のアボットとともにユーコンの秘境で暮らしていた。ゲンは20歳になり、アボットはゲンに、日本人であることを告げ、己の運命を受け入れなければならない年齢になったと言い聞かせる。そのころ日本では、中国の国家プロジェクトによって英才教育を受けた天才4兄弟が、日本ツアーを席巻していた。その様子をみかねた山科誠は急遽ゲンを探し、デーリーとともに日本オープンに出場することを促した。ゲンは父と母の国。日本の土を踏む。日本オープンの舞台は小樽CC。ゲンの新たな戦いがスタートした。

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シリーズ

    • 天才伝説 第2章
      (2)
      張傘・みのもけんじ
      小樽に到着したゲンたちを待っていたのは、ゲンの祖母である紫垣総理の妻、志保だった。紫垣家の持ち物である武家屋敷に宿泊することになったゲン、デーリー、山科だが、山科以外そのことを知る者はいない。日本オープンに勝てば祖父と祖母に会えると信じ、ゲンは日本オープンの予選に挑む。同組になったのは中国の天才4兄弟の末っ子、四帝だった。ゲンと同じ20歳の四帝だが、ゲンを口と技で挑発する四帝とゲンでは精神力に大きな差がある。小樽の筋風が吹き荒れる日本オープン。ボールの真横に風で飛んできた小枝がある状態のままスウィングしたゲンは、ドライバーを傷つけてしまい、修理をするため使えなくなってしまう。
    • 天才伝説 第2章
      (3)
      張傘・みのもけんじ
      口と卓越した技で執拗にゲンを挑発する、中国の天才ゴルフ兄弟の四帝。しかし、ローガンの秘境でアボットに鍛え上げられたゲンに微塵の迷いもなかった。読めない強風が吹き荒れ、我慢のゴルフを強いられる中、アボット直伝の天才技を信じ、冷静にプレーを続けるゲン。日本オープン初日、ドライバーのヘッドが欠け使えなくなってしまったゲンは、ドライバーなしのラウンド。そんなゲンを見くびっていた四帝だったが、ゲンのプレーに鼻っ柱をへし折られ、意外な展開にいらだちをつのらせていた。「小樽の風もギャラリーも自分の味方をしてくれない!」。さらにゲンに憎しみを覚える四帝は、自滅への道をたどり始めた。
    • 天才伝説 第2章
      (4)
      張傘・みのもけんじ
      謎の老人が修理してくれたドライバーがゲンの手に戻った。日本オープン、最終日。首位にたったゲンは最終組で三帝と回ることになった。挑発を繰り返しゲンを潰そうとした四帝は、ゲンの天才技と精神力の前に完膚なきまでに叩きのめされたショックで高熱を出し、最終日を棄権。強い兄弟愛でつながる、一帝、二帝、三帝の3人の兄弟は四帝の仇を打つべく、直接対決の三帝を筆頭にゲンを倒すための包囲網を敷く。最初のホール、見た目には素晴らしい第一打を放ったゲンだったが、クラブヘッドを突き抜けるようなボールの重さに戸惑いを覚える。その微妙な違和感が徐々にゲンのゴルフを狂わせ、ついに首位を三帝に明け渡してしまう。
    • 天才伝説 第2章
      (5)
      張傘・みのもけんじ
      突風で飛んできた枝が当たり、三帝のキャディが負傷。バッグを担げなくなってしまう。そこに現れたのは最終日を棄権していた四帝だった。四帝は、ゲンを叩きつぶすため三帝のバッグを担ぐことに。予選ラウンド同様、執拗にゲンを口で挑発する四帝。三帝は、気持ちがはやる四帝に不安を覚えつつ、連続バーディを取りゲンを追い詰めることを決意する。三帝のゴルフが、ピンを狙うゴルフに変わったことに気づいたゲンも、果敢に2人に向かう。突風の吹くサイクルがどんどん短くなる中、ゲンですら読めない風が小樽CCに吹き始める。11番ホール、ティショットを木の後ろにつけてしまったゲンはトリプルボギーとなってしまう。
    • 天才伝説 第2章
      (6)
      張傘・みのもけんじ
      11番トリプルボギー、12番ボギーとしたゲンは首位の三帝に3打差をつけられてしまう。反対にゲンの友人、ジョン・デーリーはスコアを伸ばしていた。デーリーのキャディは、小樽生まれ小樽育ちの美女だが、小樽の気まぐれな風を熟知し、デーリーを助ける。13番~15番、ゲンと三帝のスコアが止まり、その時点で、首位が三帝、8アンダー。2位にゲン、デーリー、そして毛兄弟の長男一帝の3人が5アンダーで並ぶデットヒートに。そんな中、ゲンだけが風の質が変わったことに気づいていた。残り3ホールすべてでバーディを取って優勝し、ゲンを叩きつぶすことを決意する三帝は、16番で完璧なティショットを放つ。
    • 天才伝説 第2章
      (7)
      張傘・みのもけんじ
      17番、難しい1メートルのパットを沈めバーディとし、首位三帝との差を一打としたゲン。一つ前の組のデーリー、一帝はそれぞれ8アンダー、7アンダーでホールアウトした。その頃、観客スタンドには、孫のゲンの雄姿を見るために紫垣総理夫婦が姿を現す。またゲンが日本人であるという噂が流れ始め、観客がざわめき始めた。最終18番、祖国日本での優勝を誓うゲンと、四帝の復讐と故郷の家族のために勝ちたい三帝のティショットは、ともにフェアウェイのど真ん中へ。三帝が変わらず優位のまま、運命の第2打を迎える。果たしてグリーンをとらえたのはゲンか、三帝か?グリーンではゲンが日本人だと知った観客の歓声が止まらない。ついに最終決着!

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