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銀のジーク (1巻)
著者  :岸裕子
出版社名:大洋図書

銀のジークの詳細

あらすじ:

死の狩人「銀のジーク」に課せられた任務は「永遠に転生を繰り返す生前の殺人王・マーロッドの命を成人前に狩る」こと。 舞台は、創造主・神が支配する天上界(バルハラ)。その天上界にて裁きをつかさどる法(ロー)に仕え、罪人の命を狩るのが死の狩人(デスハンター)たちである。なかでも五星(ファイブスター)と呼ばれる狩人たちは、いずれも強者揃い。おまけに美形で個性的!「赤のキラティア」「金のライアドリス」「青のジュールダン」「黒のバン・バラード」そして、ジークロンドこと「銀のジーク」。任務に失敗すれば、五星(ファイブスター)の仲間に狩られる運命だが――。 『月の王』銀の猫に変身しターゲットに近づくジークだったが、狩るべきマーロッドはなんと女性に転生していた!果たしてジークは純粋な恋に生きる女性の命を狩ることができるのか? 他『海の七塔』『天界樹』『花冠の少年』を収録。 岸裕子が放つゴージャスで華やかな長編異世界ファンタジーが再び甦る!

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シリーズ

    • 銀のジーク
      (2)
      岸裕子
      天空にきらめく星々の中に大きく輝く一等星。そんな星たちにも負けないほど眩しく輝く、天上界(バルハラ)の五星(ファイブスター)。「赤のキラティア」「金のライアドリス」「青のジュールダン」「黒のバン・バラード」「銀のジーク」彼らは裁きをつかさどる法(ロー)に仕え、罪人の命を狩るのが死の狩人(デスハンター)たち。強者揃いの狩人たちは、個性的でイケメン揃い。なにかと恋情事件も絶えなくて…。『紫真珠』キラティアが激しくジーク愛するように、ライアドリスもキラティアに強い想いを寄せていた。「スキがあればいつでも掛かってこい」というジークの言葉に、嫉妬から本気で殴りかかるライアドリス。そんなライアドリスを危険視するキラティアだが、当のジークはふたりの気持ちにはまったく無頓着。キラティアはジークの身を案じ、ライアドリスに言った言葉を取り消すよう促すが、通じないどころかますますジークを苛立たせてしまう。その苛立ちを打ち消すようにジークは任務を果たすべく、下界へと向かった!他『キラティアの憂鬱』『青月宮』を収録。天上界を舞台に繰り広げられる華やかな長編異世界ファンタジー。
    • 銀のジーク
      (3)
      岸裕子
      死の狩人、銀のジークに課せられた任務は「永遠に転生を繰り返す生前の殺人王・マーロッドの命を成人前に狩る」こと。任務を果たせないかった死の狩人(デスハンター)は仲間に狩られる運命――。天上界(バルハラ)を舞台に繰り広げられる、華やかな長編異世界ファンタジー。『時の舟』ジークの獲物、殺人王・マーロッドの魂は「リクシャーナ」と呼ばれる少年に転生し、闇の王ルシフェルの恋人になっていた。もし、リクシャーナがルシフェルの血を飲んで「不死」になってしまっていたら、ジークはマーロッドの魂を狩ることができない…!ジークはこの危機を突破できるのか!?他『白銀星』『金連鎖』『眠りの公子』『天上界劇場パート1』を収録。
    • 銀のジーク
      (4)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは天上界(バルハラ)の死の狩人(デスハンター)。生前の殺人王・マーロッドが転生した人間を狩るのが仕事で、失敗すれば仲間に狩られる運命にある。『夢の腕』マーロッドの魂は、ふたりの兄と森に住む少女・シータに転生していた。幼いシータは亡くなった母が読んでくれた童話を信じており、銀の猫の姿で現れたジークを拾うと、物語と重ねジークロンドと名づけた。悪い魔法を解くためにシータから、突然キスをされたジークは驚きのあまり、猫から人の姿に戻ってしまったジークを魔法が解けた王子だと思い込むシータに、ジークは思わず10年の猶予を与えてしまった。「10年たったら迎えに(狩りに)いく」と約束して…他『天星の剣』『黄玉の瞳』『夜香鳥』『天上界劇場パート2』を収録。ゴージャスで華やかな長編異世界ファンタジー第4弾。
    • 銀のジーク
      (5)
      岸裕子
      「銀のジーク」は腕利きの死の狩人(デスハンター)で、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)たちのひとりである。『紅孔雀』今日も今日とて恋のさや当てが騒がしい天上界。ある日、強引に迫ったことから拒絶され、キラティアはジークに絶交を言い渡されてしまう。お互い意地を張り合い、仲直りのきっかけを失ったまま任務に就くジーク。ところがこの度マーロッドが転生したのは、キラティアが狩る標的でもあった!?必然的に狩れなかった方は、任務を失敗したことになり、死の制裁を受けることになるが、果たしてジークとキラティアの運命は…!?他『緑の誘惑』『プレゼント』『アフターデイ』『忘想キラティア』を収録。華麗で長編異世界ファンタジーの第5弾!
    • 銀のジーク
      (6)
      岸裕子
      天上界(バルハラ)の「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)。法(ロー)の裁きにより果てしなく転生を繰り返す、生前の殺人王マーロッドの命を成人前に狩るのが仕事だ。「水晶琴」ある日、友人のカイトから守護石だという「青い石の指輪」をもらったジークだったが、真の送り主はキラティアだった。危険な狩りに行くジークの身を案じたものの自分からの贈り物をジークは素直に受け取るまい、そう考えたキラティアの策だった。今回マーロッドの魂を狩るためジークが向かった16次元には、かつてキラティアと関係を持った気位の高いシャラディン王女。その息子で7人の妃を持ちながら男のナダイエンを愛するシャイール王子。ジークとは因縁の魔術師・アルカーナ。気にいった顔を盗む魔術師・アリオーネ。それぞれの者たちの想いと欲望が渦巻く、華麗で壮大な恋愛模様を織りなす長編BL異世界ファンタジーの第6弾!お子様で天然なジークにキラティアの複雑な想いが伝わる日はやってくるのか!?
    • 銀のジーク
      (7)
      岸裕子
      天上界(バルハラ)の五星(ファイブスター)一角、「赤のキラティア」が恋い焦がれるのは、同じ五星である死の狩人(デスハンター)の「銀のジーク」ことジークロンド。激しい想いを抱え強烈なアピールを続けるキラだったが、お子様で天然なジークはからかわれているだけだと思い本気にしようとしない。そんなジークの任務は果てしなく転生を繰り返す、生前の殺人王マーロッドの命を成人前に狩ることだ。『二重星』マーロッドが転生していたユリスという青年は恋人・リオンを亡くし嵐の中、嘆き悲しんでいた。そんなユリスの前にキラが現れるも瞬間、雷に打たれキラは記憶を無くしてしまった!記憶を無くしたキラをユリスはリオンと呼び、自分の恋人だったと教えた。ユリスの想いに応えながらキラは彼の良き恋人として日々を紡いでいく。果たしてキラはジークを思い出すことができるのか?他『復讎のキラティア』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第7弾!
    • 銀のジーク
      (8)
      岸裕子
      銀のジークこと死の狩人(デスハンター)ジークロンドの役目は、かつての殺人王マーロッドが転生した魂を成人前に狩ることだ。そんなジークに想いを寄せるのは同じ狩人の赤のキラティア。男女問わず多くの浮名を流してきた恋多きキラティアの言葉を信じきれないジークは言い寄られても本気にできない。けれど時々沸きあがる感情には自分でも戸惑うばかりで…『神の手』マーロッドは奇跡を起こす青年カリナンに転生していた。今回の標的カリナンは、なんと過去にジークが狩った転生者たちの記憶を持って生まれたのだった。カリナンは、ジ―クを倒し狩られて終わる未来を変えてみせる、と告げる。能力使いのカリナンはジークに大きなダメージを与えられるほど強かった!果たしてジークは任務を遂行し天上界に戻れるのか?他『クリスタルラプソディー』を収録、絢爛豪華な長編BL異世界ファンタジー。
    • 銀のジーク
      (9)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)。転生を繰り返す、生前の殺人王マーロッドの命を成人前に狩るのが任務だ。同僚の「赤のキラティア」はジークへの熱い想いを隠そうとはしないが、ジークは運命の紡ぎ手であるカイトこそがキラティアの恋人と信じ、自分はからかわれているだけだと思い込んでいる。『闇の王』下界に落とされていた堕天使ルシフェルが創造主に召喚され天上界に戻ってきた。大天使ルシフェルは創造主から特別な寵愛を受ける身で、人間と恋したことで下界に落とされたものの、召喚後は地獄の王となり再び創造主のために働くことを望まれる。そんな背景のあるルシフェルであるとは露知らず、キラティアはルシフェルを挑発してしまう。ルシフェルの技に掛かってしまったキラティアは、愛するジークに対してのみ心ない言葉を吐いてしまうのだった。そんなキラの異変に動揺を隠せないジークだったが…?その他『黄金の花冠』を含む、予測不能な展開のゴージャス華麗な長編BL異世界ファンタジー!
    • 銀のジーク
      (10)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)。法(ロー)の裁きにより果てしなく転生を繰り返す、生前の殺人王マーロットの命を成人前に狩るのが仕事だ。五星(ファイブスター)の同僚でもある「赤のキラティア」はジークに激しい恋心を抱き、ジークにいい寄る男たち片っ端蹴散らしていた。『悲双剣』下界、19次元界。ある日、死んだ元恋人リデルに瓜ふたつの娘メイラがいることを知ったレファーツ。贈り物をしたり甲斐甲斐しくリデルを訪ねるものの、大人を信用しないメイラはレファーツのことも毛嫌いしていた。そんな日々が続くも裏では、メイラの父とレファーツの間で彼女が18になったら大金と引き換えにもらう約束を取りつけていた。ところが突然、メイラは一人の少年を拾ってきて…。複雑に絡み合う人々の想いはどこに向かうのか?その他『シークレット・ドリーム』を含む、華麗でゴージャスな長編BL異世界ファンタジーの第10弾!
    • 銀のジーク
      (11)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)のひとりである。ジークを生みだした創造主は天使ルシフェルを寵愛していたが、彼が下界の少年を愛したことを怒り下界に堕として永久追放とした。『時の回廓』女好きのヒューレンは、村中の女と寝ていた。ヒューレンがシリに敷かれたいと思う女は中々見つからない、永遠の命があれば世界中でいい女を探すのに、と考えていると、頭の中で天の声が聞こえ、この後に現れる鷲を射ることができれば永遠の命を授けよう、と告げられる。言葉のままに鷲を射落とすと、それは堕天使ルシフェルだった。天の声にルシフェルの血をすすることで永遠の命を得られると囁かれたヒューレンは……。時が経ち、天上界では下界人の新種「吸血族」のことが話題になっていて……。その他『黒竜公子』を含む、ゴージャスでで壮大な長編異世界BLファンタジーの第11弾!
    • 銀のジーク
      (12)
      岸裕子
      「銀のジーク」こと死の狩人(デスハンター)ジークロンドの任務は、かつての殺人王マーロッドが転生した魂を成人前に狩ること。そんなジークに強い想いを寄せるのは、同じ狩人の赤のキラティアだった。恋多きキラティアの言葉を信じきれないジークだったが、キラティアからのアプローチには知らず知らずのうちに反応していて……。『千年恋』「想い消しの館」には、金さえ払えばどんな記憶でも消してくれる女がいるという噂があった。学問優秀なサラディンは村の子供たちに勉強を教えて暮らしていた。王族ながら不遇であることを憂う父をよそに、ラカーシュと恋仲になリ愛しあう日々を気楽に思っていた。そんなある日、第3王子の教育係としてサラディンが候補にあがり、この機会を逃すまいとする父は、ラカーシュを始末しろと言われるもそんなことできるはずもなくサラディンは悩んだ末に「想い消しの館」を訪ねるが…。その他『凍麗王』を含む、ゴージャスでで壮大な長編異世界BLファンタジーの第12弾!
    • 銀のジーク
      (13)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは天上界(バルハラ)の死の狩人(デスハンター)。生前の殺人王・マーロッドが転生した人間を狩るのが仕事で、失敗すれば仲間に狩られる運命だ。そんなジークに激しい恋情をぶつけてくる同じく狩人で赤のキラティアだった。ジークとキラはキスを交わす関係まで発展していたが、過去に浮名を流してきたキラの言葉をジークは信じ切れずにいた。『遊水の姫』小国の王女セフィアナは、国の安泰のため大国の王子カスピアとの結婚をとりつけ、関係を盤石なものにするためにも子を成したいもののカスピア王子からは遠ざけられていた。苛立つセフィアナの前に現れたのは、次元渡りの途中の宮廷魔術師アルカーナだった。アルカーナは遊水人(スイマー)の姫君カカリアを連れており、セフィアナ王女に紹介しようとするが、高漫なセフィアナはカカリアの姿を見て「マイマイの化け物」と侮辱する。怒り心頭のカカリアは毒液を吐きかけ、セフィアナを殺してしまい……。その他『零の門(ゼロゲート)』を含む、華麗な長編BL異世界ファンタジーの第13弾!
    • 銀のジーク
      (14)
      岸裕子
      天上界(バルハラ)の「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、ではあるけれど、性格はかなり天然。周りからなにかと子ども扱いされるジークだが、同僚である赤のキラティアはそんなジークに激しい恋情をほとばしらせる。『夢人形』大きな屋敷の女主人、マンデリンは孤児であるクウを可哀想に思い引き取るが、実の息子はクウを嫌がっていた。それは生き物の魂を操っているクウを偶然見てしまったせいだった。やがて時は過ぎ、優しかったマンデリンはこの世を去り、相変わらず息子はクウを憎んでいたが、その子どもたちからは慕われ楽しい日々を過ごしていたが、マデリンに生きうつしである兄のマルシアーノは重い病気にかかっており…。その他『時間(とき)止めの薔薇』を含む、ゴージャズな美男美女が織りなす長編BL異世界ファンタジーの第14弾!
    • 銀のジーク
      (15)
      岸裕子
      「銀のジーク」は腕利きの死の狩人(デスハンター)で、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)たちのひとりである。しかしジークはこれまで創造された狩人とは勝手が違っていて、インプットされるべき情報が足りてないことが判明。果たしてそれはミスなのか、気まぐれなのか、人の悪いイタズラか、創造主のみぞ知る。『黄金世界』死の狩人たちには卵が仕掛けられているが、狩人であれば周知の事実であった。しかしなぜかジークだけはそれを知らずにいた。卵を産み落とした者は卵と戦わなければならず、さらに卵に標的を狩られてしまえば死を意味していた。そんな中、ジークは卵を産み落とすが、羽化する前に卵は地上に降りてしまった!ジークは姿形のわからない者からマーロッド(標的)を守り、倒さねばならない。すべてが例外に満ちた任務を果たすことができるのか?その他『水笛(スイテキ)』を含む、ゴージャス華麗で壮大な長編異世界BLファンタジーの第15弾!
    • 銀のジーク
      (16)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは天上界(バルハラ)の死の狩人(デスハンター)。そんなジークへの熱い想いを隠さず溢れさせているのは、同僚でもある「赤のキラティア」ことキラだった。運命の紡ぎ手カイトこそがキラティアの真の恋人と信じ込んでいるジークは、過去に浮名を流してきたキラの所業を耳にするたび腹を立て、カイトに同情をする。しかしカイトの冷静な目には、常にキラを意識しているジークの姿が映っているのだった。『虹の石』小さな劇場で曲芸を披露していたシャンレイとホアンだったが、突然大きな劇場へと引き抜かれ、二人は看板スターへと成長していった。ある日、同じ舞台に立つメイリンがスポンサーのベッドの相手として「接待」に行くというが、シャンレイとホアンは一度も接待に出されたことがないのを噂で聞いていた。それにはある秘密があって……。その他『死神の花嫁』を含む、ゴージャスで壮大な長編異世界BLファンタジーの第16弾!
    • 銀のジーク
      (17)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)たちのひとりである。しかし、ジークは本来五星として知っているはずの情報が欠落していることが判明。そればかりか、ジークの中には二重構造(リバーシブル)のジークが棲みつき、時にジークの意識を支配するのだった。キラは同僚である青のジュールダンと手を組み、リバーシブルを追い出そうとするが、なかなか厄介な相手で手こずらされていた。一方で、クールなジュールダンの過去や秘めた想いが少しずつ明るみに!『眠る真珠』ある隣り合う王国は仲が悪く、お互いの国の第一王子を18歳になるまで人質とし交換をしていた。時が経ち、隣国の姫と人質である王子との結婚の知らせが届く。人質とはいえ第一王子が敵国の姫と結婚だなんて…と疑問に思った姫の兄であるグランティーノ王子は一時帰国を許されるも、妹は誰にも言えない大きな秘密を抱えていた…その他『美神降臨』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第17弾!
    • 銀のジーク
      (18)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)たちのひとりである。「赤のキラティア」ことキラはジークへの無様なほどの熱い想いを隠そうとしない。ジークもキラに惹かれはじめているが、それを認めようとはしなかった。キラに焦がれてきた「金のライアドリス」は、そんなジークに苛立ちを見せてきたものの、キラを振り向かせることはできないと悟るとジークを叱咤激励しはじめた。そこに「青のジュールダン」や「黒のバンバラード」の想いも加わり、五星たちの恋模様は複雑に絡みあっていく。『神聖樹』ある島に住む人々は短命で寿命は35歳くらいのため、老いも早くすぐに皺が出来てしまうのだが「アタラ様」から聖液をもらえると、死ぬまで若いままで過ごすことができた。そんな島で生まれた姉弟のフレアとカナンは互いを想い合い、聖液をもらって一生共に過ごすことを夢みていた。また島長の娘であるマーダもカナンに片想いしていたが、叔父であるダリオンと生まれながらに婚約が決まっていた。それぞれ年齢を重ね、聖液がもらえる歳になるも身体が弱いフレアは聖液がもらえず、自分だけどんどん老いていくことに悲しみ……。その他『綺妖花』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第18弾!
    • 銀のジーク
      (19)
      岸裕子
      銀のジークこと死の狩人(デスハンター)ジークロンドの任務は、かつての殺人王マーロッドが転生した魂を成人前に狩ること。同じ狩人の赤のキラティアはジークに強い想いをぶつけるものの、天然でお子様なジークにとって恋多きキラティアの求愛は難問だった。『龍神の花嫁』あるところに天上界の者の血が混ざる一族があった。生まれる子どもは男だけと決まっていたが、一族が絶えない理由があった。それは年頃になれば性別を選ぶことができ、誰でも女に変身することができるのだった。一族の王の息子であるグレンは、幼なじみで美しい兄弟の弟、シャリオに想いを抱いていたが、シャリオはそれに気がつかず、兄のセルとグレンが結婚することを応援していた。やがてみな年頃になり、セルは女になる道を選ぶが……。その他『落花乱舞』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第19弾!
    • 銀のジーク
      (20)
      岸裕子
      「銀のジーク」こと死の狩人(デスハンター)ジークロンドの任務は、かつての殺人王マーロッドが転生した魂を成人前に狩ること。終わりなきミッションに見えた「マーロッド狩り」だが、ついに決着の時が訪れる。果たしてジークの任務は完遂できるのか。それとも…『薔薇天使』100年近く買い手のつかないとある城に引っ越してきたスペンシー一族は、泥棒に入った身重の女カリヤを可哀相に思い、使用人として城へ置くことに。薬草の知識があり一族を助けてきたカリヤだったが、夫妻の元に生まれた「マーロッド」と名づけられた子を密かに「薔薇天使」と呼び、異常なまでに執着をしていた。時が経ち、マーロッドも恋を覚えると周りで奇妙なことが起きていき…。その他『四天宝宮』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第20弾!
    • 銀のジーク
      (21)
      岸裕子
      「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)のひとりである。長きにわたって繰り広げられた「転生を繰り返す殺人王マーロッドを成人前に狩る」任務に区切りがつき、ジークは新しい任務を任される。それは昔、魔術師が描いた絵の中に逃げ込んだ罪人を狩るという任務だった。『天上界パニック』時が満ち、庭守りと赤の狩人の戦いが始まろうとしていた。それはかつて天上界の庭守りグイール・ガウルが、赤の狩人の女性に恋に落ちたことが発端であった。先代から続くイザコザに巻き込まれた形ではあったが、キラティアは赤の狩人として庭守りとの戦いを覚悟していた。心配なのは過去の情報を持たず「おなり」を知らないジークのことだった。当のジークは「おなり」によって殺されるかもしれないというのにノンキに過ごしていて…。その他『青海波』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第21弾!

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