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まんだら屋の良太 (1巻)
著者  :畑中純【著】
出版社名:CoMax

まんだら屋の良太の詳細

あらすじ:

温泉宿「まんだら屋」の息子・良太は小倉城南高校三年生。異性に興味津々で下品なこともあるが、ときには根性を見せる健康男児だ。 ある日、村に15年位前にあったぶんぶく茶屋の娘、幸子がまんだら屋に帰ってきた。ワケありげな幸子を追って小倉からヤクザがきて…良太はどうする!? 北九州・小倉の温泉街を舞台に、思春期・良太の視点から性と風俗をユーモラスに描いた名作!!

まんだら屋の良太の提供中サービス

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シリーズ

    • まんだら屋の良太
      (2)
      畑中純【著】
      ある日、T大学の淳之介さん、通称大学さんが村に帰ってくる。大学さんと親しくする月子にヤキモキする良太。大学さんが月子を連れ出したことを聞いた良太は、すぐさま追いかけて行くのだった。
    • まんだら屋の良太
      (3)
      畑中純【著】
      九鬼谷の村長選挙がやってきた。裏工作や強力な後縁を取り付けた若手下袖の立候補に戸惑う現・村長の金倉の手伝いをすることになった良太。選挙の結果はいかに?
    • まんだら屋の良太
      (4)
      畑中純【著】
      月子や百合奴姐さんたちの下着が盗まれ、一番に疑われる良太。濡れ衣を着せられた良太は、汚名返上とばかりに一週間以内に真犯人を探すと言い張る。良太がたどり着いた意外な真犯人の素顔とは?
    • まんだら屋の良太
      (5)
      畑中純【著】
      みっちゃんは、想い人の輝さんが美人の順子に惚れ込んでいるのが、どうも気にくわない。しかし、順子には他に満月館の主人とも結婚の約束をしていることがわかり…。
    • まんだら屋の良太
      (6)
      畑中純【著】
      同じクラスのボクシング部の山吹にデートに誘われた月子。あまり気が進まなかった月子はデート現場に居合わせた良太を誘って3人で過ごすが、突然山吹が豹変し始めた。
    • まんだら屋の良太
      (7)
      畑中純【著】
      良太たちがプールで楽しんでいると、月子の友達のイトコである愛子さんに結婚を断られた男・川上が、愛子に会いに九鬼谷まで泳いでくる様子がテレビで中継されていた。川上は九鬼谷までたどり着けるのか?
    • まんだら屋の良太
      (8)
      畑中純【著】
      百合奴姐さんの旦那さんの栄一さんが帰ってくることに。3人で同じ家に住むことになった直美は肩身が狭くなる。良太は直美とゲンとの仲を取りもとうと粋な計らいを見せるのだが…。
    • まんだら屋の良太
      (9)
      畑中純【著】
      良太と月子のそれぞれの親友にして、恋仲のテツと久美子。温泉街が多忙を極める大晦日、良太とテツはそれぞれ月子・久美子への下心と点数稼ぎのため、久美子のまんじゅう屋の配達を汗だくで手伝う。そうして新年までのこり3時間、互いに計画通りびしっと決める!と意気込むが…
    • まんだら屋の良太
      (10)
      畑中純【著】
      久美子の生理が来ない、もしやの妊娠発覚…!? 相手はもちろん恋仲のテツ。 悲劇のヒロインのごとく、一人で産み育てる!と嘆く久美子と心配する月子をよそに、やることはやりたいくせに無知識がゆえ、 無責任発言続出のテツと良太。 4人は町へ出て病院へ。いざ、検査の結果は!?
    • まんだら屋の良太
      (11)
      畑中純【著】
      ストリップ鑑賞中に何故か吐き気を催し、一時女性不信となる良太。 そんな中まんだら屋に就職した平尾台の旧友・香澄と久々の再会を果たし、急接近。関係ないふりをしつつも、なんだか不愉快な月子は…?
    • まんだら屋の良太
      (12)
      畑中純【著】
      待ちに待った良太たちの夏休みがやってきた! 良太に唇を奪われて以来悶々とする月子、開放感と水着だらけの女子に囲まれて、さらに妄想を膨らませ突進する良太。海でのエピソードや複雑な事情から売春を始める同級生・サヨコの切ないストーリー等多数収録。
    • まんだら屋の良太
      (13)
      畑中純【著】
      毎年盛況の行事、九鬼谷小町コンテスト。 良太の想い人月子など10代花盛りから、常連の人気芸者・30代百合奴姐さんに至るまで、女達はばっちり化粧でソワソワ。 するとまだ温泉街に来て間もない紅の花観光社長の娘・愛が有力候補に急上昇。ミステリアス美女の愛にうつつを抜かす良太に、月子はまたもや嫉妬するが…
    • まんだら屋の良太
      (14)
      畑中純【著】
      もうすぐイヌ年!今度こそはと意気込むも、 高額の壺を割ってしまったりモチつきでしくったり… 良太のいつものお調子で、好きなのにますます罵り合いの絶えない年末。 ほんとうに良太は自分のことが好きなのか?思い悩む月子の部屋に、良太はこっそり忍び込んで…
    • まんだら屋の良太
      (15)
      畑中純【著】
      春は人が動く季節― 日本で10の指に入る料亭を出て、突然まんだら屋にやってきた硬派な料理人・一夫。 帰ってこないはずが3年ぶりに突如九鬼谷を訪れたイレズミ入りの金太郎姐。 訳アリな人々が続々往来するなか、相も変わらずな良太の素行の下品さに月子の父がとうとうブチ切れ、果てには良太の母・米と親同士の大喧嘩に発展してしまい…
    • まんだら屋の良太
      (16)
      畑中純【著】
      まんだら屋に新しい仲居、小学1年の息子美彦を連れた朝子、そして月子の夕月荘には、父親同士が友人で小学校新任のイケメン教師、日ノ本正義が下宿を始める。正義は徐々に月子の表情に魅かれていって…。先生が日本の「正義」なら、良太は九鬼谷の「性戯」!? あらたな恋の季節が、温泉街のあちこちではじまる。
    • まんだら屋の良太
      (17)
      畑中純【著】
      小倉の町に水着を買いに出た月子と良太は、 服部旅館の一人娘・知佳が万引きをする姿を偶然目撃。 旅館の使用人・和彦と一年前に駆け落ちした知佳は 妊娠5カ月で、和彦の会社経営がうまくいかず ギャンブルで借金を重ねていることにイラつき、不安を抱いていた。 月子と良太も連れ添って、金の無心に九鬼谷の親を訪ねるが…。
    • まんだら屋の良太
      (18)
      畑中純【著】
      原宿の歩行者天国(ホコテン)目指し、北九州の広場に流れてきた修行中ロックンローラー御一行と、同世代の良太たちは仲良くなる。 しかしながら久美子が恋仲のテツ不在を良いことにローラーのジミーと浮気したり、月子の友達・コニーこと晴美が生活指導の先生に見つかり大変なことになって…
    • まんだら屋の良太
      (19)
      畑中純【著】
      プロからアマまで集い争う、九鬼谷温泉主催の紫川下り大会シーズン到来!テレビの撮影も入るなか、良太たちも優勝めざしそれぞれの船で気合を入れ挑む。 がしかし、鬼殺しの早瀬をまえに多くの船が次々と転覆していって…最後まで残れるのか!?
    • まんだら屋の良太
      (20)
      畑中純【著】
      月子の夕月荘に下宿する小学校のイケメン教師・日ノ本正義先生は、恩師の経営する予備校で1年後に開設予定の九鬼谷支部道場にこないかと勧誘される。 と同時に親同士が決めた婚約者で恩師の娘・康子が九鬼谷にやってきて、道場のため馴染みある芳治(よしはる)館を買収契約するというが、芳治館もまんだら屋一同も気が乗らず…
    • まんだら屋の良太
      (21)
      畑中純【著】
      こどもじみたスケベごっこはもうウンザリ!― 良太や月子の同級生だが現在は九鬼谷温泉の若手芸者・直美。九鬼谷のくらしに満足できない直美はテレビ新宿の局員・山田にカメラテストを受けないかスカウトされその気になり、東京へ行くと決心。しかし翌朝、山田はあれは酔った勢いだったとアッサリ。引くに引けない直美も百合奴姐さんや想われ人ゲンの前で意地をはるが…
    • まんだら屋の良太
      (22)
      畑中純【著】
      まんだら屋に新しい泉という仲居さんがやってきた。名前は可愛らしいが、相撲取りのようなたくましい体型の泉。その力量はすさまじく、淫乱女子・久美子のおてんばも張ったおし、容赦なく親元へ連れていき小遣いを減らさせる程。だがそんなあっけらかんとした泉が仲居の仕事を始めたのには、とある事情があり…
    • まんだら屋の良太
      (23)
      畑中純【著】
      夏休みの旅行、車窓から覗く海にはしゃぐ月子・久美子・直美の女子三人衆だったが、若者に人気と聞いていたホテルは月子たち以外ジジババばかり。 その頃まんだら屋には、月子部長の留守を知った文芸部の後輩・翼が親にウソをついてまで恋い慕う良太目当てに泊まりに来た。 電話でことを知った月子は嫉妬に飲み狂う。良太と水着の翼は温泉に混浴、そのあとのロマンチックな展開を翼は期待していたが…月のない夜の顛末は。
    • まんだら屋の良太
      (24)
      畑中純【著】
      今日も青き春を優先し、旅館掃除をサボった久美子。 遅刻して行ってみると、当番で集まった女子全員がだらしない久美子の悪口で盛り上がっていた。 幼い頃からみんなに頼られる月子と常に比べられた久美子は、突如として月子風な姿に変身! 無理やり上品に振る舞い、ねじれた対抗心を燃やす。 そんな時、月子を輪姦するというチンピラたちの話を盗み聞きし、一度はやられてしまえば良いと思う久美子だったが…
    • まんだら屋の良太
      (25)
      畑中純【著】
      この頃様子がおかしい良太と月子の親友・芸者直美と、恋仲のゲン。 直美は百合奴姐と喧嘩ばかりで仕事も休み、ゲンは写真部や生徒会の解散に何かと上手くいかない。 各々の苦悩から箱庭のような九鬼谷にウンザリした二人は温泉で抱き合い、月子に海を観に行くと告げたまま最終列車で鳴海海岸へ。二人でとあることを図ったものの…
    • まんだら屋の良太
      (26)
      畑中純【著】
      良太にゾッコンな文芸部の後輩・翼は、部長である月子にお構いなしの臨戦態勢。月子は月子で良太に積極的な翼をよく思わないが、性格上翼ほど素直にもなれない。 目下傷心中の良太を慰めようと翼はまんだら屋で迫るが、『クサイ!』とシャットアウトされ大ショック。それは翼が二度と来ないようにするための良太の必死の計らいだったのだが…そんなときに何故か現れた羞恥心ゼロの久美子。風呂で手ほどきを受けるうちに、翼は久美子に弟子になりたいと志願する。
    • まんだら屋の良太
      (27)
      畑中純【著】
      いつもロクな話もせず、すぐにホテルへ直行するテツに久美子が不満をぶちまけると、殴り噛みつき大喧嘩の末別れ話に。軽薄な女とは決別だ!!と九鬼谷若獅子隊を立ち上げたテツは、月子に硬派な男として見直されたい良太を隊長に抜擢する。 かくして九鬼谷の為と称した練り歩きは活発化するが、九鬼谷を恨んで掃除しに来たというイカレた鋼の肉体男と出会ってしまい…
    • まんだら屋の良太
      (28)
      畑中純【著】
      今年も暑い九鬼谷の夏。月子は久美子と一緒に行ったお化け大会で、リアルなカッパに化けた良太に遭遇…が、それは本物の良太そっくりなカッパであった。 そしてまた別の日、川沿いでキャンプをした良太たち。今度は月子と間違えられた久美子、そして月子も生けにえに連れ去られる。 間一髪で良太が助けに入り難を逃れたが、話をきけばカッパの国王が病に伏し、その病気は人間の処女の肝を食べると病気が治るらしく…
    • まんだら屋の良太
      (29)
      畑中純【著】
      月がきれいな秋の夜。お風呂でいつものようにお下劣な大騒ぎを繰り広げた久美子、後輩の翼に付き合った月子は高熱を出してしまう。ゆっくり休みたい月子は良太を呼び出し、二人でデートしておいでと翼を追い出す。 想い人良太への絶好のチャンスにその気マンマンのはずだった翼だが、デートの最中なにかと月子部長のことが頭をよぎり調子がでない。良太はそのことを感づいていて…
    • まんだら屋の良太
      (30)
      畑中純【著】
      きよしこの夜、腰はひかり―良太と月子は、高校退学寸前の同級生・高村晴子に会いに門司港へ。 暗く狭く寒い晴子の家。借金を残し出ていった母親の後始末で闇金相手に売春を重ねながら、潰れかかった海運会社で働く青年サトルと同棲中という、壮絶な暮らしぶりであった。月子はそんな晴子を励ますため4人でクリスマスパーティーをしようと提案する。
    • まんだら屋の良太
      (31)
      畑中純【著】
      月子の妹・緑はマネージャーをつとめる野球部の慎太郎からラブレターをもらい、良太たちに茶化されながらも少しずつ想いを寄せ合っていく。 ある日の帰り道、並んで歩いていた二人は緑の勘違いが原因で川に落ちてしまい、緑だけが熱を出してしまう。 慎太郎はすぐさま見舞うが、緑の寝顔に悶々とし…
    • まんだら屋の良太
      (32)
      畑中純【著】
      日に照らされて歩くのは久しぶりやけ― 良太は飲んだくれて朝帰りの最中、まんだら屋に侵入してきた謎の女と出会う。女は決して名乗らない。 とある組織の指令で九鬼谷を訪れたが、悪い奴らに追われ逃げ回っているという。 良太はいつもの下心と悪酔いのノリで女にくっついていき指令に協力するが、その現場で例の奴らに見つかってしまい…
    • まんだら屋の良太
      (33)
      畑中純【著】
      7月のある夏休み。月子ちゃんは熱い視線の中、 同日良太クンは熱い温泉の中― 鳴海村の海と九鬼谷の山奥で、月子と良太はそれぞれに気になる異性と出会う。 月子は漁師の息子健吾、良太は29歳の美女純子と。 どちらのペアも、ひと夏の開放感にまんざらでもない雰囲気と相成るが、健吾も純子も近づいたのにはなにかワケがありそうで…
    • まんだら屋の良太
      (34)
      畑中純【著】
      東京からまんだら屋に泊まりに来た、女子大温泉同好会の三人。その真の目的は、九鬼谷を採点する覆面取材!女子大の助教授ものちに合流し、良太は道化の餌食にされそうだと警戒しつつも、九鬼谷の名誉にかけて臨戦態勢でおもてなし。すると、何やら助教授と3人それぞれに怪しい関係があると知り…。
    • まんだら屋の良太
      (35)
      畑中純【著】
      しばらく帰りません。さがさないでください― 自分の些細な言動が原因で不幸な出来事やお叱りが続き、落ち込んだ月子は手紙をのこし家出を決行! 後輩の翼の家に泊まるが、翌朝早くひとりで出ていってしまう。 翌朝、月子の行き先を翼が知っていると聞きつけた良太は、学校をサボり翼や夕月荘に下宿するイケメン教師・日ノ本先生と、小倉の街へ月子捜索に繰り出す。
    • まんだら屋の良太
      (36)
      畑中純【著】
      節分の前日、文芸部の後輩・翼の家に泊まった月子と良太。翼の父がインド出張で不在のうえ、翼の父の会社をクビになった者の恨みから後をつけられたり、無言電話の嫌がらせが日々絶えないという。 かくして翼の母にも手を出そうとするデリカシーのデもない良太は、外で見張り番をすることに。 翌節分当日、予定通り全員で仮面をつけた女3人は家中を駆け回り、キャッキャと豆を鬼に投げつけたのだが、その鬼は良太でなく…
    • まんだら屋の良太
      (37)
      畑中純【著】
      良太たちが九鬼谷通信でまたとある悪だくみ、その名も『九鬼谷お嬢様図鑑』。 良太率いる男たちは出版にむけ一致団結し、裏本写真付きまで用意して予約に荒稼ぎの始末。 男はフケツよ!と罵る一方で、お嬢様リストに自分の名前が無いことに憤慨する月子。しかし、そんな月子を『お嬢様』と唯一呼ぶ、ひたすら月子を守りたい優月の使用人、大神という男がいた…
    • まんだら屋の良太
      (38)
      畑中純【著】
      九鬼谷村役場観光課に勤めるわがままレディ、雪絵。彼女を狙うドスケベタコ課長もなんなくあしらう世渡り上手。いっぽうお見合いをさんざん勧められるも雪絵を想う役場の同僚・村瀬は、ある夜観光課の飲み会で移動途中ワルたちに絡まれ、合気道三段・空手初段の逞しい雪絵に逆に助けられてしまう。 自身の祖母に男らしく熱意で結婚を申し込め!と背中を叩かれた村瀬は、思い切って花束と共に雪絵をたずねていくが…
    • まんだら屋の良太
      (39)
      畑中純【著】
      9月、城南高校の文化祭。良太の親友テツは恋人の久美子に『いちど学校でしてみたかった』と誘惑され、校舎裏の納屋へ。屋外で激しく乱れる様を先に座り込んでいた文芸部の織本に目撃されてしまう。 時を同じく文化祭の忙しいタイミングで織本の姿が無いと報告を受けた月子は、織本の様子がおかしいことに気付く。 下校時刻になり書庫の鍵を閉めようとすると、上の階から石油の匂いが…
    • まんだら屋の良太
      (40)
      畑中純【著】
      良太たちが通う高校で毎回トップ成績の優等生・神山秀則。彼は奨学金で学校に通う苦学生であり、その裏では『2時間3万円のオバサン』本田重工の社長夫人・美香に体を売り金を稼いでいた。 秀則はとある夜、美香の家に学生証を落としてしまう。学生証を拾った美香は秀則を夕月荘に呼び出し、秀則の将来を引き合いにしてバレたくなければセックスの相手を続けろと強要するが、温泉で良太・月子に鉢合わせして…!?
    • まんだら屋の良太
      (41)
      畑中純【著】
      大晦日、夕月荘の湯に川の字で浸かる月子・久美子・直美のお馴染み三人衆。だが、今回はただの温泉ではない。月子は来年こそ久美子が下品をやめ、また直美が家出をやめてくれるよう、悪霊を洗い流すと云ういわくつきの風呂を30年ぶりに解放したのだ。 月子は淡々とその経緯と共に説教をするが、二人は私たちのどこが悪いのか、と反省の色もなくあがってしまう。もう遊んでやらない!と月子が一人で入浴を続けていると、なんと本物の男女の鬼が目の前に…!?
    • まんだら屋の良太
      (42)
      畑中純【著】
      想い人の良太と月子がそろって早退するのを横目に嫉妬したり、皆でプールに泳ぎにいっても母の監視の目が凄まじく、なかなか良太に近づけずイラつく後輩の翼。 その後まもなく思いがけず母抜きでのプール遊泳の機会に恵まれ、月子とお揃いのショートヘアにこっそりイメチェン!前回着られずじまいだったとびっきりのビキニを着て月子と並び、良太の目を錯覚させるのだった。
    • まんだら屋の良太
      (43)
      畑中純【著】
      今日も良太は月子に下世話なちょっかい。月子のワキ毛を無理やり覗き込み、キレイに処理してあるのを見て残念がる。良太のみならず、村中はどいつもこいつも月子に好かんことをする輩ばかり。 現実を見据えながらも、白馬の王子様のような彼と草原で春風の様なおしゃべりを…なんて夢見てもいるロマンチスト月子は、良太に肩透かしを食らわせすぎて二度も大ケガをさせてしまう。親友久美子からもたしなめられ、月子は良太にあることをし元気を出させようとするが…
    • まんだら屋の良太
      (44)
      畑中純【著】
      下半身のだらしない月子の親友・久美子は『帰るときくらいパンツをはけよ』と恋人テツに言われイラっとし、その足でデパートの下着売り場へ。 そこで同じ高校の2年生・久保川咲の万引き現場に遭遇し、警官の手からうまく逃がしたことで仲良くなり、九鬼谷へ手を繋いで帰ってきたのを良太たちに目撃される。 咲は男に失望した同性愛者で、月子もそのことを知っていたが、まさか久美子がその深みにはまるなどとは思ってもみず…
    • まんだら屋の良太
      (45)
      畑中純【著】
      クリスマスを前に、城南高校の女たちのゲスい隠し撮り写真が校内に出回って人気順位までつけられているという。自分の写真が人気1位と知り浮かれる文芸部の翼に、そんな後輩の翼がまたもや気に食わない10位の月子部長。 普通のカメラでは撮れない写真の出処を怪しんだ良太たちが捜索にあたれば、巨体女子・ドテラ姐率いる不良女子グループによって、ヤクザ集団・鬼頭組に売りさばかれていた。そして現状に至っては、写真部の女子達も巻き込まれてとんでもない状況にあることがわかったのだった…
    • まんだら屋の良太
      (46)
      畑中純【著】
      雪の降り積もるクリスマスイブ前日。月子と久美子は真っ裸で温泉へ、無駄美容~雪うさぎ!とぴょんぴょこふざけ飛び跳ねているのを、サンタに扮した良太、そして傘を差し通りがかった造船会社社長に見られてしまう。 夕月荘お得意様である社長は不景気で多額の負債を抱え、会社はかつて使い走りだった子会社に吸収。妻にも見限られ、自信満々だったすべてのゲームからいよいよ幕を引く決意をした、と翌朝月子の父に告げる。 そして久しぶりにきれいな月をゆっくりと眺め湯につかり、九鬼谷の騒がしいクリスマスパーティーと雪合戦を楽しむのであった。
    • まんだら屋の良太
      (47)
      畑中純【著】
      ごくまれにやってくる、良太のおんな恐怖症シーズン。月子・久美子に絡まれ吐き気がするのは勿論、お稲荷様の像やそこら辺の田んぼで農作業しているおんなたちまで、バケモノみたいで喰われそうだ。 そのうち村の風景をまたがるほど巨大な女体の幻覚に襲われた良太は、湯畑お祭りで木彫りの馬を作り勝手に奉納し、『天馬さま、この難儀を天空に捨ててきてください―』と祈る。そんな良太馬を見つけた月子は…
    • まんだら屋の良太
      (48)
      畑中純【著】
      良太・月子とその後輩翼は、翼のクラスメイト・姫谷愛子の実家が経営する、黒姫島の民宿へ。島までの同じ船には、愛子の兄・正道の同級生で高校を中退しヤクザになった孝彦も乗っていた。 親子で漁師だが事故で船を失い、父共々大ケガを負って思うように漁ができない正道に、孝彦は一緒に密輸をしようと持ち掛けるが断固断られる。 その日の夜、海龍の百穴という岩穴へ探検に行った月子・翼・愛子は、悪事を企てる孝彦のヤクザ集団と鉢合わせしてしまい…
    • まんだら屋の良太
      (49)
      畑中純【著】
      良太は月子と翼を誘い、九鬼谷に開店したうどん屋へ。新規客への味見で一杯ずつサービスしてもらいその味に感動した三人は、多忙な店主・新造の為しばらく店を手伝うことに。 ある日、月子たちと天月祭の準備を見物していた新造に、いかにも極道な男が親仁さん!と声をかけてきた。その実、新造はとある組の親分だったが、組が解散すると同時にひとり引退させられ、老いた母とここへ流れてきたのだ。新造に声をかけた組の手下の男は、敵組の残党が新造の命を狙い、九鬼谷に追ってきたと告げる…。
    • まんだら屋の良太
      (50)
      畑中純【著】
      月子の遠い親戚で、人気芸者百合奴姐さん宅の裏に住む、姫ダルマ作家の信が近ごろおかしい。 娘の志津花によれば、常々信と軽蔑しあっていた母・美江が亡くなって以来、信は深酒と同時に美江の幻覚をみて毎晩のようにうなされており、あまりに酷いので駆けつけると、本当に美江の怨霊が信の体にまたがって悪さをしていたというのだ。 志津花を放っておけない月子と良太は目立ってしょうがないダルマに扮し、家の外からこっそり様子を伺ってみると、志津花の驚くべき姿を目の当たりにし…!?
    • まんだら屋の良太
      (51)
      畑中純【著】
      月子の後輩・翼と電車で乗り合わせた良太は、翼が長府の水族館へ行くと聞き、デートだデートだとホイホイ付いていく。だが目的は、文芸部で本の制作取材のためのカブトガニと知ってガッカリ。 お盛んなカブトガニの様子を観察したのち翼が待ち合わせたのは、同級生の雅子。想い人の漁師・健を悪い密漁仲間から引き離すために助けてほしいと懇願してくる。その足で三人は漁の現場へ向かうが、健は雅子のことなどおかまいなしで…
    • まんだら屋の良太
      (52)
      畑中純【著】
      月子の夕月荘で板前をする岩井。彼はひとり息子・大輔と九鬼谷へ来て3ヶ月ほどだが、家がボヤに見舞われ、板場が多忙な三が日にもヤケ酒で飲み歩き非難される。 大輔を風呂に入れ寝かしつけ、何かと世話する心配な月子。岩井に話を聞けば、2年前に出ていった妻が温泉町で仲居をやっていると風の噂で知り、追って転々とするももう諦めてここで落ち着くつもりだとこぼす。 数日後、反省しきった岩井は夕月の新年会で、普段は出されないイノシシのボタン鍋を見事にさばく。 その味に感動したとある客が板前に会わせろ、ともの凄い剣幕で押しかけてくるが…
    • まんだら屋の良太
      (53)
      畑中純【著】
      湯けむりゆりかご湯川に流れ― 鯉のぼり舞う、新緑の九鬼谷。人気芸者・百合奴姉さんとその夫・野島の間に、いよいよ待望の男の子が誕生した!スムーズなお産のためうぶ湯をせっせと運ぶ良太、新たに始まった人間のドラマに感極まり涙する月子。その夜はとても月がまん丸で綺麗であった。まるでゆりかごの赤ん坊の様に、お湯にゆらゆら漂う、九鬼谷で生まれ育ったふたり…九鬼谷温泉艶笑騒動譚、遂に完結!

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