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家族のオキテ (1巻)
著者  :沖田龍児
出版社名:グループ・ゼロ
掲載誌 :マンガの金字塔

家族のオキテの詳細

あらすじ:

両親が長期出張で渡米し、憧れの独り暮らしが出来ることになった祈純平15歳。それに下宿先は、15年間片思いだった、同い年でいとこの深町美晴の家! ところが出てきて早々、丸美屋福介というとてつもない不良に捕まってしまった。街の不良を危うく殺しそうになった福介は、警官に連行されようとする。そこへ福介の母と名乗って現れたのが、保護司の深町美子。美晴の母だった。福介と同居することになってしまった順平。おまけに家庭裁判所から委託された名古屋金一、吉永聖人、佐藤宏彦らの不良少年も一緒である。それでも福介は、車に置き去りにされた赤ん坊を助けたり、レストランの見習いに励む実直なところを見せる。純平と福介の自分探しの旅は…?

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シリーズ

    • 家族のオキテ
      (2)
      沖田龍児
      親に水につけられて殺されそうになったトラウマがあるため、溺れていた子供を助けにいけなかった福介。ヤクザの黒崎が子供を救い、福介の家へ。そこで会った少年課の刑事・初川に疑われるが、美子は福介を信じた。そんな美子の懐へ飛び込めと諭す黒崎。福介は初めて、美子を母ちゃんと呼んだ。家を建てている大工の仕事をじっと見ていた福介は、落下した大工を受け止める。棟梁に見込まれて大工の修業を始めた。聖人が不良たちから恐喝されている老人を救ったことで、報復に美晴がさらわれる。助けに行った福介たちは多数相手に大暴れし、聖人は不良の頭を殺しそうになった。実は人を殺してしまった過去を持っていたのだ。ショックを受けた美晴だったが…。
    • 家族のオキテ
      (3)
      沖田龍児
      最終巻。聖人が殺してしまった相手の母が、もう自分を責めないでと言ってくれた。これで解放されたと思った聖人だったが、ずっと懐いてくれていた美晴の妹・美琴が車に轢かれそうになって、救おうとして自分が撥ねられてしまう。聖人を見捨てていた吉永家を罵る福介。だがとうとう病院にやってきた聖人の父は、自分のために生きてくれと聖人に詫びた。深町家のみんながもう独立できると安心した時、美子がひったくりに遭って大怪我をしてしまう。犯人は純平の同級生・原田だった。純平は身体を張って原田に自首するよう説得する。病床の美子に、土下座して謝る原田。皆前を向いて歩き、それぞれに生き甲斐を見出していくのだった。

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