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沙鬼霊異譚 (1巻)
著者  :伊藤結花理
出版社名:オフィス漫

沙鬼霊異譚の詳細

あらすじ:

東京から夏季受験合宿のために透野村へやって来た日向子(ひなこ)の前に現れた美少年・沙鬼。その身に神おろしをし、予言やまじないをする「依童(よりわら)」だそうだ。沙鬼は日向子に予言する。「近いうちあんたらの誰かが死ぬぜ」。その言葉を裏づけるかのように、同級生が行方不明となってしまう。村人に疎まれる沙鬼に嫌疑がかかるが、日向子には沙鬼の仕業とはどうしても信じられなかった。現実が嫌になり、沙鬼に誘われて楽園へ逃げこむ日向子。しかし友達の呼びかけで、現実に戻ることを決意したのだが…。炎のような赫い髪、淵よりも碧い瞳を持つ美少年・沙鬼。人は彼を鬼の子と呼ぶ。奇才・伊藤結花理が放つ本格ミステリーホラーシリーズ、登場!! 第1巻(全3巻)!!

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シリーズ

    • 沙鬼霊異譚
      (2)
      伊藤結花理
      吹雪の夜。おかだ屋に現われた美少年・沙鬼は、偶然出会った桐谷龍生の短くなった影を見るなり、あと2~3日の命だと死期を言い放つ。彼にまとわりつく真っ黒いものが影をなめているらしい。その影がすべてなくなったときが龍生の最後なのだ。助けてくれと懇願する龍生に、沙鬼は静かに忠告する。「お前の夜具を調べてみな。ただしかみさんに見つかるなよ…」。帰宅すると龍生の妹・まゆ子が、怪しい虫にかまれ、寝込んでしまう。熱にうなされるまゆ子の前に、突然現れた沙鬼。治療してくれた沙鬼に、まゆ子は龍生の妻・比左子に対する、ある違和感を打ち明けるのだった…。炎のような赫い髪、淵よりも碧い瞳を持つ美少年・沙鬼。人は彼を鬼の子と呼ぶ。奇才・伊藤結花理が放つ本格ミステリーホラーシリーズ、第2巻(全3巻)!!
    • 沙鬼霊異譚
      (3)
      伊藤結花理
      山奥の森の中。必ず何本かはある葉もなく白く枯れ果てねじれて立つ木。その木の下には恨みや絶望、呪いを胸に抱えた人間の体が埋まっているという…。そんな不気味な樹木の下で、目のない謎の黒い獣に襲われた広恵。瀕死の重傷を負ったところを沙鬼に助けられる。この透野村では、同じような事件が1か月に6件も続発しており、決まって16歳の娘であった。沙鬼の母親代わりであり、巫女を生業としている汐留の婆サマは、この話を沙鬼から聞き、すぐに不気味なあの樹木の立つ場所まで案内させた。その木の幹には、無数の「呪詛釘(のろいくぎ)」の跡が…。そして婆サマの口から、透野村にそのすさまじい呪いの術で名を馳せた巫女「五鬼の姫」の伝説が語られるのであった…。炎のような赫い髪、淵よりも碧い瞳を持つ美少年・沙鬼。人は彼を鬼の子と呼ぶ。奇才・伊藤結花理が放つ本格ミステリーホラーシリーズ、感動のクライマックス!! 第3巻(全3巻)!!

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