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ドクター反骨医 (1巻)
著者  :鏡丈二・根本哲也
出版社名:オフィス安井

ドクター反骨医の詳細

あらすじ:

新宿・歌舞伎町にある古びた病院を舞台に、頑固だが凄腕の老医師・定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)と熱血青年医師・仁科仁(にしな・じん)の活躍を描いた医療人情ストーリー。ホストとの浮気でできた子を中絶してほしいとやってきた和風美人・沙奈枝(さなえ)。そこで中絶が苦手な青年医師・仁科は、植物のバイオ研究に夢中な老医師・定錠に手術をお願いする。しかし沙奈枝の尿検査をした仁科は、ちょっと変だと考えて……!?

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シリーズ

    • ドクター反骨医
      (2)
      鏡丈二・根本哲也
      無敵の左フックで東日本新人王決定戦を目前にしたプロボクサー・村沢(むらさわ)は、仁科仁(にしな・じん)による健康診断で健康そのものだと言われる。しかしその後、トレーニング中に左腕に異変を感じた村沢は、CT撮影で脳腫瘍が発見される。そして村沢を説得して新人王戦を断念させた仁科だったが、酔っぱらって自暴自棄になった村沢が暴行騒ぎで警察署へ連行されて……!?
    • ドクター反骨医
      (3)
      鏡丈二・根本哲也
      パチンコで金をほとんど使い果たし、ある男から声をかけられた学生は、その後、フラフラな状態で定錠(ていじょう)医院へやってくる。そこでひどい貧血で治療を受けた学生は、翌日にきちんと保険証と治療費を持ってくるのだが、その三日後、再び同じような状態でやってくる。そしてその原因が何かわからずにいた仁科仁(にしな・じん)は、パチンコ屋から出た時、ある男から売血しないかと声をかけられて……!?
    • ドクター反骨医
      (4)
      鏡丈二・根本哲也
      見知らぬチンピラに腹を切られた極道・村田(むらた)は、兄貴分の横松(よこまつ)に発見されて定錠(ていじょう)医院へ連れてこられる。その手術中、村田が珍しい血液型で輸血の血液がなくて慌てる定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)は、偶然にも同じ血液型であった横松の血をもらって命を救う。その後、村田は命の恩人である横松に頼まれて、五ツ和会の男を襲撃するのだが……!?
    • ドクター反骨医
      (5)
      鏡丈二・根本哲也
      会社のために代議士へ贈賄工作をしていた社長第一秘書・伏原(ふしはら)は、かかりつけの医師である定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)に胃腸病の悪化を懸念される。その後、賄賂疑惑で新聞に名前が出てしまい、行方不明になっていた伏原から潜伏先のホテルへ呼び出された定錠は、彼が一週間後に自殺する気かもしれないと考えて定錠医院で匿う事にするのだが……!?
    • ドクター反骨医
      (6)
      鏡丈二・根本哲也
      不良女子高生・小百合(さゆり)は、制服を着替えて街を歩いている時、声をかけてきたチンピラを振り切る途中で電飾看板の下敷きになってしまう。そんな彼女の手術を手伝った仁科仁(にしな・じん)は、見舞いに来て怒鳴り帰された小百合の母親から、事故で亡くなった父親以外の男性と交際した事で母娘の仲が気まずくなったと聞く。しかし定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)は、小百合は他の秘密も知ったのでは?と考えて……!?
    • ドクター反骨医
      (7)
      鏡丈二・根本哲也
      37年前に一日だけのデートをした場所・江ノ島へやってきて、あの頃の思い出を語り合う定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)と財閥令嬢の華子(はなこ)。その当時、心臓病の手術中に生命の危機に陥った華子を、教授のメスを横取りして救った助手の定錠は、それをきっかけに華子から慕われるようになり、彼女の両親に結婚話を持ちかけられていた。しかし循環器学の研究を始めたばかりの定錠は、華子へ結婚できないと断ってしまい……!?
    • ドクター反骨医
      (8)
      鏡丈二・根本哲也
      幼い息子・久利(ひさとし)と公園で遊ぶ塚本(つかもと)とその妻・康子(やすこ)。そんな一家を見た康子の前夫・宮脇(みやわき)は、久利は自分の子供である事を塚本は知っているのか?と康子を脅して喫茶店へ呼び出す。そこで康子は宮脇から、久利を抱かせろもしくは康子を抱かせろと要求されて、定錠(ていじょう)医院で久利の血液型を確認した後、今の幸せな生活を壊したくない一心で宮脇を殺害しようとするのだが……!?
    • ドクター反骨医
      (9)
      鏡丈二・根本哲也
      夏休みが終わって海外でバカンスを楽しんだ日本人の帰国ラッシュを取材したニュースを見た仁科仁(にしな・じん)と定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)は、これから医院が儲かる時期だと語り合う。その後、ひと夏の経験で妊娠した女子高生、南国でのグルメ旅行で下痢と腹痛を訴える男性、売春婦から淋病を感染された男性、外人との性交で梅毒が疑われる女性などが医院へやってきて……!?
    • ドクター反骨医
      (10)
      鏡丈二・根本哲也
      美千代(みちよ)の高校時代の先輩であるOL・麻美(あさみ)は、浜の家へやってきた仁科仁(にしな・じん)と知り合う。その後、美千代と銭湯に入った麻美は、美千代へ体の不調を打ち明けて、定錠(ていじょう)医院での診療を予約してもらう。そして仁科の診察と検査結果により正常だと診断された麻美だったが、再び貧血を起こしたと医院へやってきて、仁科の前で大胆にも乳房を晒して……!?
    • ドクター反骨医
      (11)
      鏡丈二・根本哲也
      息子の友衛(ゆうえい)にすべて継がせるべく引退を表明した政治家・松岡兵衛(まつおか・ひょうえ)。その後、総選挙に出馬した友衛に重大な心臓病が発見され、彼を診察した定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)は、カテーテル検査をして手術するために入院を勧める。しかし友衛は選挙が終わるまで薬で病気を抑えてほしいと懇願し、それでは彼の命が危険だと考えた定錠は、父である兵衛に選挙を断念するように意見するのだが……!?
    • ドクター反骨医
      (12)
      鏡丈二・根本哲也
      中学を卒業したばかりの美保(みほ)は、定錠医院で妊娠4ヶ月だと診断される。その時、17歳の彼氏・勇二(ゆうじ)と結婚して子供を産むと話した美保は、その結婚を彼女の保護者である伯母夫婦はどう考えているのかと尋ねる定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)に、伯母達は関係ないと言い張って一喝されてしまう。そして病院を去った美保を心配した仁科仁(にしな・じん)は、勇二と会って話をしてみるが……!?
    • ドクター反骨医
      (13)
      鏡丈二・根本哲也
      定錠医院で働いてもらおうと、高等看護学校へ通う准看護師・中原(なかはら)に会いに行った定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)は、今働いている病院で頑張っている彼女にはその話ができず、ナースの出入りが激しい現実を知る。その後、医師会でナース不足の話をしていた定錠は、その話に入り込んできた業田(ごうだ)を油断ならない男だと感じ取る。そして秋山(あきやま)病院で高等看護学校の講師・園江(そのえ)を見かけた定錠は……!?
    • ドクター反骨医
      (14)
      鏡丈二・根本哲也
      短銃で3発も撃たれた寿司屋店員の緊急手術を手伝った仁科仁(にしな・じん)は、手術予備室で拾った竹材の麻雀牌が空洞だった事が気になる。その後、寿司屋店員は、患者に変装した右目の横に小さなホクロがある男により救命装置を外されて殺害される。そして情報通の久保(くぼ)から、寿司屋店員が雀荘"緑一色"に出入りしており、そこでは月に一回だけ特定メンバーで竹材の麻雀牌を使った賭け麻雀をしてると聞いた仁科は……!?
    • ドクター反骨医
      (15)
      鏡丈二・根本哲也
      街を爆走する暴走族の前に飛び出した中年女性が轢かれ、その現場に居合わせた定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)が彼女の緊急手術をして一命をとりとめる。その翌日、元暴走族だが今は真面目に働いているという中年女性の息子がやってきて、母親がなぜ暴走族の前に立ちはだかったのか分からないと定錠へ打ち明ける。そして定錠は、ある事故によって暴走族を辞めた息子の過去を聞いて……!?
    • ドクター反骨医
      (16)
      鏡丈二・根本哲也
      京都の名門料亭「桂浜」の大旦那の孫娘である美千代(みちよ)は、年明けから若女将になる修業をするために桂浜へ挨拶に行く。そこで大旦那から教育係となる華(はな)を紹介された美千代は、桂浜の板前・省三(しょうぞう)の運転で母の思い出の場所である京都御苑へ向かう途中、タクシーに乗る仁科仁(にしな・じん)を見かける。そして美千代は、京都で偶然に仁科を会った事が運命の出会いだと感じて……!?
    • ドクター反骨医
      (17)
      鏡丈二・根本哲也
      連れ込み旅館で往診した帰り道、ホテル街でお腹が痛いというフィリピン人女性と遭遇した定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)。しかし定錠が医師だと知ったフィリピン人女性は態度を変えて、それを見た定錠は新手の誘い文句だと思い込む。その後、定錠医院へ救急搬送で来た腹膜炎の患者を手術した定錠は、その患者が先ほどのフィリピン人女性だと知って……!?
    • ドクター反骨医
      (18)
      鏡丈二・根本哲也
      美千代(みちよ)を料亭「桂浜」の若女将にするために送り出した父・浜家(はまや)は、その腕を買われて会席料理の老舗「中むら」の調理場で働く事に。そこで弁当部門を任された浜家は、芸術品のような会席弁当を作って定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)に試食してもらう。その後、販売を開始した会席弁当は好評を博すのだが、その弁当を食べた大勢の人が食中毒を起こしてしまい、それを死んで詫びようとした浜家は切腹して……!?
    • ドクター反骨医
      (19)
      鏡丈二・根本哲也
      新人文学賞を受賞したお嬢様作家・典子(のりこ)は、大学の文芸部の集まりで知り合った元新聞記者・宗尾(むねお)を探していた。その後、定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)のおかげで、クモ膜下血腫で倒れて緊急手術が必要な状態の宗尾と面会できた典子だったが、宗尾とは話ができず医師により面会を中断される。そして次回作の依頼を断ろうとした典子は、定錠から宗尾が典子に渡してほしいと頼んだ原稿を渡されて……!?
    • ドクター反骨医
      (20)
      鏡丈二・根本哲也
      路上で咳き込んで吐血した亀山(かめやま)を医院で処置した定錠軍司(ていじょう・ぐんじ)。しかし亀山は、多重債務を抱えて自己破産申告中で、医療保険もなく手持ちの金も無い状態であった。その時、病院に呼び出された亀山の妻から、クレジットカードを持った大学生の息子の散財から始まった多重債務の経緯を聞いた定錠は……!?そして定錠が危篤状態に陥り、駆けつけた仁科仁(にしな・じん)は?医師の使命を全うする姿に感動する完結巻。

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