真夜中の審判~Hな刑は午前零時に執行される~
(2)
鳴沢きお
「お仕置きが必要だな」彼の舌が私の唇を無理やりこじ開け、舌を吸われ唾液を絡ませる。こんな男にファーストキスを無理やり奪われるなんて――!!派遣社員の柚希は、毎日女性社員たちに雑用を押しつけられ、残業の毎日。いつもやさしく助けてくれるイケメンのやり手社員・倉橋の存在だけが、柚希の救いだった。そんなある日、いつものように残業になり午前零時を過ぎたころ、全身黒づくめの謎の男が現われる。「仕事が終わらないとはどういうことだ?」残業のお仕置きと称して、彼に突然唇を奪われる。口の中を舌で激しく犯されて、はじめてなのに、からだが熱くて蕩けそうで力が入らないよ――!?