死と彼女とぼく イキルの詳細
あらすじ:
病院の事務員として働く時野ゆかりは、幼いころから死者を視ることができた。同じく、死者の声を聴き、動植物とも会話ができる松実優作。遺してきた家族、伝えたかった言葉、さまざまな未練を持ち、彷徨う死者たちを導いてきたふたり。そのさきにあるものは――
シリーズ
読者の感想
【生と死の狭間に見えるもの】あることがきっかけで、霊が見えるようになってしまった少女。霊が見える目なんていらないと自暴自棄になっていたある日、不思議な雰囲気を漂わせた青年が同じクラスに転校してきて…。霊の姿は生々しく、恐ろしく描かれていますが、孤独や寂しさもあり、ふと切ない気持ちになる。(by まもる)