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マリオネット師 (7巻)
著者  :小山田いく
出版社名:大洋図書

マリオネット師の詳細

あらすじ:

それは、出会ってはいけない二人の男が出会った事から始まった…。 ある日、俊六とみのりが歩いているところに見知らぬ男が現れ、灯宛の手紙を預けた。 「どうせろくでもない内容だろ」俊六が手紙を開けようとしたところ手紙が爆発。 これを灯に知らせに走ったみのりも姿を消した…。 折しも台風の接近で街は荒れ模様に。 「泡雲」と親交のあるの人形劇団「「エレボス」の倉庫も川の氾濫の影響を受けそうになり、連絡を受けた桜辺たち「泡雲」のメンバーは荷物の運び出しを手伝いに出向くが、その倉庫の隅で桜辺はエレボスを辞めたはずの佐野を見かける。 桜辺は不審に思い声をかけるが、振り返った佐野の手にはナイフが握られていた。 行方がわからなくなった桜辺を探す泡雲のメンバーたち。 その前にもう一人の男が現れる。 その男、「手長ウサギ」こと宇佐美 元。 彼は佐野が持っていた爆薬を使って、灯たちに復讐しようとしていたのだ。 台風に翻弄される中、灯と宇佐美が相まみえる。果たして灯の、そして劇団泡雲の運命は!? その他、灯、好子、みのり、俊六が再び共に歩き出す「V(ファイブ)」など。 「すくらっぷ・ブック」で温かな青春像を描いた小山田いくが一転、社会的テーマを絡めた人生劇の描き手として作品を通じ鋭い問題提起を行う、社会派少年漫画の決定版! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『本巻の「修羅と緑」のもとになる漫画を描いてから5年。その時、資料にとサボテンを買ってから、少しづつ買い足して、今は7種、10株のサボテンを育てています。信州は寒いので、気を遣って育てているうちに、Vのような装置なしでも、何となくサボテンのきげんがわかるようになった今日このごろです。』

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