江戸前の旬(29)
九十九森・さとう輝
日本文芸社
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シリーズ
あらすじ
加賀前鮨の看板を賭けた勝負を決着させ、金沢から帰ってきた銀座柳寿司三代目・柳葉旬(やなぎば・しゅん)。そんな旬を最初に出迎えた次男・鮭児(けいじ)は、「お帰り」の言葉もなく店を手伝えと言って出かけていく。店に入ると、今度は長女・真子(まこ)が、市場で買い物をしてこいと旬を追い出す。家族がなんとなく冷たいと感じる旬だったが、常連客の鈴音(すずね)や謙介(けんすけ)たちからも素っ気ない態度を取られ、寂しくなってしまう。金沢に行っていた間、連絡をしなかった自分が悪いと考える旬が、柳寿司に戻ると……!?
読者の感想
【旬の魚を題材にした寿司グルメコミック!】良い常連客や魚卸業などに囲まれ、少しずつ人の心をつかめるような寿司職人に成長していく旬。時折、藍子との色恋も思う通りにいかないこともあり、人としても大きく成長。「こんなお寿司屋さんを知りたい」。そう思える味・技・心に魅了されます。(by ハリー)