地図でスッと頭に入る地経学 (最新号：25)
出版社名：昭文社
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地図でスッと頭に入る地経学 最新号：25の目次
- はじめに
- 目次
- 【INTRODUCTION 地経学の基本を学ぶ】
- ［地経学とは何か①］軍事に使われる地政学の考え方に経済の視点を組み合わせると、地経学が形成される
- ［地経学とは何か②］地経学では経済的な手段を使い、相手国に打撃を与え、自国に国益をもたらす
- ［地経学のキーワード①］安全保障は軍事だけではない！激動の現代世界で注目される「経済安全保障」という概念
- ［地経学のキーワード②］日本の「経済安全保障」は「攻め」よりも「守り」を重視し、経済活動の安心・安全を目指す
- ［地経学のキーワード③］モノ・サービスの流れが滞ると、経済活動が止まってしまう・・・。「サプライチェーン」をめぐる動き
- ［地経学のキーワード④］国際秩序を乱す国に科される武力をもちいない「経済制裁」。その内容はどんなものなのか？
- ［地経学のキーワード⑤］資源から食料、半導体やマスクまで・・・。「戦略物資」を有効利用できるか否かが国家の先行きを決める
- ［地経学の最新情勢①］米中対立やウクライナ侵攻でブロック化が進んでいる。世界経済の未来はどうなるか？
- ［地経学の最新情勢②］世界中が大混乱に陥った！トランプ政権が発動した前代未聞の関税政策
- ［国家経済の基本指標①］GDP（国内総生産）
- ［国家経済の基本指標②］経済成長率
- ［国家経済の基本指標③］国土面積
- ［国家経済の基本指標④］人口
- ［国家経済の基本指標⑤］エネルギー自給率
- ［国家経済の基本指標⑥］失業率
- ≪Column 地経学のXファクター①≫ドナルド・トランプ
- 【PART① 食料をめぐる地経学】
- ［小麦の価格高騰］ロシアの黒海封鎖や不作による小麦価格の高騰に対し、政府売り渡し制度で対応する日本
- ［転機を迎えるコメ産業］生産調整型の政策から需要創出型の政策へ。日本のコメ産業は変われるか？
- ［トウモロコシと豚肉の関係］人ではなく家畜が食べる。豚肉が国民食となった中国でトウモロコシ輸入が爆増中
- ［日本産牛肉の輸出戦略］和牛の輸出拡大を狙う日本。その眼前に立ち塞がる外国産のWAGYUとは？
- ［サーモン・ブリの輸出戦略］北欧ノルウェーはサーモン、日本はブリを売り込み、海外での人気定着に成功した
- ［タコの値上がり］たこ焼きが気軽に買えなくなる？ 輸入が容易にできなくなり、養殖も難しいという悲しい現実
- ［ワインと日本酒の市場拡大］チリのワインが日本でヒットし、日本の清酒がアジアでブームに。作り手の創意工夫がもたらす成功
- ［高級果物の海外流出］海外農家に盗まれたブランド品種。日本は種や苗の流出を防ぎ、ビジネスを拡大できるか？
- ［燃料としてのサトウキビ］サトウキビを砂糖にせず、バイオエタノールをつくる。ブラジルのエネルギー戦略
- ［コーヒー価格値上がりの背景］スタバのコーヒー値上がりと中国で巻き起こるドリアンブーム。その知られざる関係とは？
- ［ハラルビジネスの可能性］豚肉やアルコールを禁じられたムスリム向けのハラル食品を世界に発信するマレーシア
- ≪Column 地経学のXファクター②≫BRICSプラス
- 【PART② 資源・エネルギーをめぐる地経学】
- ［石油価格の高止まり］ガソリンの値上がりが止まらない。産油国の戦略に左右される石油価格の今後はどうなる？
- ［ロシアの天然ガス］EU、そして日本の本音はロシア依存から脱却したい─。それが困難な理由とは？
- ［USスチールの買収問題］中国が牽引する鉄鋼業界で、アメリカ大統領に阻止された日本製鉄によるUSスチール買収
- ［日本の石炭依存］脱炭素の流れのなかで、石炭にこだわり続ける日本。なぜ世界の潮流に抗うのか？
- ［中国に支配されるレアアース］ウクライナ戦争終戦のカギ？ トランプ政権も欲しがる偏在性の極めて高いレアアース
- ［コバルトを牛耳る中国］世界一の埋蔵国はコンゴ民主共和国、権益をもっていくのは中国。なぜ中国は利権を握っているのか？
- ［リチウム権益をめぐる争い］蓄電池に不可欠なリチウム。「白いダイヤモンド」の利権を中国やアメリカなどが狙う
- ［競争激化・水素開発］他国に先行していたものの、欧州に追い抜かれた日本。今後の巻き返しはあるか？
- ［中国によるパンダ外交］パンダは最高の外交官─。愛らしい姿をした希少動物は友好関係を示す使者だった！
- ≪Column 地経学のXファクター③≫GAFAM
- 【SPECIAL FEATURE 主要国の地経学戦略】
- ［驚天動地のトランプ戦略］アメリカ・トランプ大統領は高関税政策と領土的野心で「偉大なアメリカ」を取り戻す
- ［巨大経済圏を構築する］一帯一路構想の範囲を広げ、チャイナマネーを積極投資。アジアの大国が影響力を高める
- ［プーチンの資源戦略］エネルギーを武器化して経済成長を成し遂げ、復活した「偉大なロシア」
- ［EUの経済安全保障］EUが悩む戦略物資の域外依存。エネルギー資源の脱ロシアや半導体の産業の育成を目指す
- ［外交方針は中立の維持］アメリカや日本と連携する一方、中国やロシアとも付き合うしたたかな全方位外交
- ［石油依存からの脱却］世界的に進む脱炭素の流れのなか、脱石油化を推進している中東の経済大国
- ［日本のサプライチェーン］海外依存過多の国だからこそ、他国以上に重視しなければならないサプライチェーンのリスク管理
- ≪Column 地経学のXファクター④≫OPECプラス
- 【PART③ 産業インフラをめぐる地経学】
- ［半導体争奪戦①］半導体は最も重要な物資。安定確保を目指して動くアメリカ、中国、韓国の戦略
- ［半導体争奪戦②］海外トップメーカーの誘致と官民一体化戦略により、半導体大国の復活をかける日本
- ［自動車産業とトランプ関税］25％の関税上乗せにより危機を迎えた日本の自動車産業。自動車王国・日本の未来は？
- ［医薬品とワクチン外交］薬の原薬や原材料の6割を海外から輸入する日本。海外に依存する危険性とは？
- ［鉄道技術の海外輸出］海外展開に成功した中国、売り込み失敗を繰り返した日本。どこに差があったのか？
- ［原子力技術の海外輸出］暗礁に乗り上げた日本の原発輸出。原子力技術の積極的な輸出で成功している中国とロシア
- ［世界の太陽光発電］有望な再生エネ・太陽光発電は中国が世界をリード。太陽光パネル生産でみせる強み
- ［世界の風力発電］中国は太陽光発電だけでなく、風力発電でも世界を牽引。その背景にある資源とは？
- ［脱炭素のカギを握るCCS］CO2を排出せず地中に埋める。商用化の期待も高まっているCCSプロジェクトの全貌
- ［日本の防衛費と軍事ビジネス］防衛力の強化を図る日本に対し、武器・兵器を供与するアメリカ。その売買システムの弊害とは？
- ［AI技術の覇権争い］AIが世界を変える──。激しさを増す開発レースをリードするアメリカと追う中国
- ［量子技術の覇権争い］AIの次は量子コンピュータの時代？ ここでもアメリカと中国が技術開発の主導権を争う
- ≪Column 地経学のXファクター⑤≫生成AI
- 【PART④ 情報・お金・人をめぐる地経学】
- ［人材の奪い合い］高給で研究者を呼び戻す中国。国益をもたらす人材をめぐって各国が熾烈な争奪戦を繰り広げる
- ［外国支援を行う理由］自国の利益だけではNG。途上国や紛争国への支援や投資で国際社会での影響力を高める
- ［激化する知財戦争］世界一の知財強国を目指す中国、中国に対策を繰り出すアメリカ。特許などの知的財産権を活用せよ！
- ［コンテンツの海外輸出］クールジャパンの再起動により、日本のアニメやゲームが輸出され、コンテンツ産業の市場規模が拡大
- ［新興国による金の爆買い］右肩上がりの金価格！その背景には中国やインドなどの金保有拡大戦略があった
- ［ビットコインの国家保有］ブータン、エルサルバドルからトランプ政権のアメリカまで。暗号通貨の備蓄戦略がブームに！
- ≪Column 地経学のXファクター⑥≫イーロン・マスク
- 主な参考文献・写真提供
- 監修者プロフィール
